シカゴの夏のイベントのひとつ、Chicago Air and Water Show。毎年約２００万人（シカゴ市公式サイトの公表人数）もの人々が鑑賞する大イベントです。今年は、’U.S.NAVY BLUE ANGELS’、’THE ROYAL AIR FORCE AEROBATIC TEAM THE RED ARROWS’が、ノースアベニュービーチとミシガン湖上空を、アクロバット飛行をはじめ、雄大に、華麗に、飛び回ります。
１．シカゴ エア＆ウォーターショーへの行き方
毎年８月に開催されます。２０１９年は、８月１７日、１８日１０：００am～３：００pmです。
- メイン会場；Lakefront,North Avenue Beach,Chicago, IL 60614
- 入場料 無料
公式サイトはこちら→Outbound link 
https://www.chicago.gov/city/en/depts/dca/supp_info/chicago_air_and_watershow.html
１）車で行く場合
Chicago Air and Water Show公式サイトによるおすすめの行き方は、Millennium Park Garageに駐車し、無料シャトルバスにて会場のNorth Ave. Beachへ向かう方法。Millennium Park Garageはオンライン事前予約が可能です。事前購入すると駐車割引が適用されます。
Millennium Park Garageの公式サイトはこちら→Outbound link https://www.millenniumgarages.com/
あるいは”360 Chicago”周辺の民間駐車場に車を停めて、会場まで歩くのも手です。
Chicago Air and Water Show公式サイトが推奨するMillennium Park Garage内には、無料シャトルバスへの乗車口への案内看板が設置されていたり、スタッフさんがあちこちで立っていて、乗車口を案内してくれるので、乗り継ぎシャトルまで迷うことはないでしょう。私たちはすでにショー開演最中の１０時過ぎだったせいか、列は数名が並ぶだけ。開始前など時間帯によっては、長蛇の列になる可能性は大きいかもしれません。
停留所で並んでいると･･･やってきたのは、スクールバス！おーう。ある意味最強の運輸機関をシャトルバスとして活用するとは、さすがシカゴ観光局。道路交通法では、一般的にスクールバスが一般車両より優先され、もしスクールバスが一時停止看板を上げたら、周りの車は絶対に止まらないといけません。スクールバスとして使用されていないスクールバスにも優先が適用されるのかは謎ですが、学校が休みで使用されていないスクールバスをシャトルバスとして利用するとは合理的です。子ども仕様ですので、大人にとっては座るのがだいぶ狭いですが、無料ですし、会場まで座って行くことができるし、有り難く乗車します。
ショー周辺の道路は大渋滞、大混雑でした。ですが、会場近くになるとシャトルバスの本領発揮。規制されたり渋滞している一般交通車両を横目に、スイスイ会場へと走ります。シャトルバス専用・優先道路が一般車両とは別につくられているため、会場までスムーズに運行されています。
２）シカゴ交通局バス CTAバスにて行く場合
North Ave. Beachへは、バス22、36、72、73、151、156が運行しています。支払い方法には、現金、Ventra Tickets（使い捨て）、Ventra Cards(チャージ可能）、Ventraリーダー（モバイルアプリ）があります。チケット、運賃の詳細はCTA公式サイトにてご確認ください。
公式サイトはこちら→https://www.transitchicago.com/
２．シカゴ エア＆ウォーターショーの様子
シャトルバスで向かう場合は、メイン会場のすぐ近くで降りることができます。当日は残念ながら小雨が降ったりの悪天候でした。
会場に持ち込み可能なもの
毛布、椅子、クーラーボックス。荷物にはなりますが、レジャーシートのような敷物（毛布代わりの防寒・防風・小雨対策にも）、折りたたみ椅子、そして双眼鏡があると便利。
会場に持ち込みが禁止されているもの
アルコール類、ドローン、花火、介護動物を除くペット、直火BBQグリル、ポップアップテント、キャノピー、危険物、風船など。公式サイトに禁止事項の記載があります。
最も混雑するメイン会場。大型スクリーンが設置され、進行・説明のHerb Hunter氏のアナウンスが聞こえてきました。U.S.NAVY BLUE ANGELS、THE ROYAL AIR FORCE AEROBATIC TEAM THE RED ARROWSのテントが設置されていて、ユニフォーム姿のパイロットあるいはスタッフとの記念撮影やTHE RED ARROWSの紙飛行機を作れるペーパークラフトなどの記念グッズをもらえたりも。ウキウキです😊U.S.NAVYのトレーナーやパーカー、カレンダーも販売されてました。
非常に混雑していたので、もう少し見やすいところはないかと、メイン会場より少し南下します。数分歩いた芝生の広場は少しすいていたためそこから鑑賞することにしました。
戦闘機が、轟音とともに低空で、意図的に遅い速度で、堂々と飛ぶ姿は圧巻で、観客から拍手や歓声が沸き起こります。
華麗なアクロバットが次々と披露されます。
悪天候にも関わらず、華麗なアクロバットで観客を魅了します。
レイクフロント沿いにある飲食テントでは、ハンバーガー、ホットドッグ、ナチョスなどの軽食、そして水やソフトドリンクが販売されていました。
ミシガン湖沿いに建ち並ぶシカゴの高層ビル群の一部
実況中継は、ショー開催日当日、WBBM Newsradio７８０および１０５．９FMで放送されます。
ショー終了と同時に、かなりの大混雑になります。シャトルバスも乗車待ちの長蛇の列ができていました。会場内での車の送迎は禁止されていますが、エリアの外まで歩けば、公共バスまたはUberの利用が可能です。
上空を舞う戦闘機やプロペラ機の雄姿を眺めに、是非どうぞ。