シカゴ観光で人気の超高層ビル展望台は、2箇所あります。the John Hancock Building(ジョン・ハンコック・センター)の94階にある”360 Chicago”とWillis Towerの103階にある展望台”Skydeck Chicago”です。アメリカ高層ビル高さランキング(アンテナを除く屋上の高さ・standard height measurement)では、10位以内がニューヨークとシカゴで占められています。シカゴの摩天楼を一望できる両展望台は、シカゴ観光の定番として大人気です。
covid-19のため、Skydeck Chicagoは2021年3月時点において一時閉鎖されています。 →限定チケットで再オープンしました。2021年4月14日時点Skydeck Chicago公式サイトにて確認
covid-19のため、360 Chicagoは入場定員数が制限されています。そのため、入場するまでは待ち時間も長く大変ですが、一旦入場すると、展望台フロアは混雑しておらず、ゆったりと眺望を楽しむことができます。シカゴ市のEmergency Travel Order(https://www.chicago.gov/city/en/sites/covid-19/home/emergency-travel-order.html)に準拠していないゲストの訪問は法令により禁止されています。
1.360 Chicagoへの行き方
1)入場券の購入
シカゴ観光のなかでも人気アトラクションのひとつ”360 Chicago“は、the John Hancock Building(ジョン・ハンコック・センター)の94階にあります。人気アトラクションのため、前売り券の購入がおすすめです。
COVID-19のため、シカゴの多くの博物館、美術館、施設等は一時閉鎖あるいは入場定員数を制限して運営されています。前売り券の購入やなるべく早めの予約をおすすめします。
outbound link 360 Chicago公式サイトから購入→https://360chicago.com/
outbound link CHICAGO CityPASSの公式サイトから購入→https://ja.citypass.com/chicago
Read the blog CHICAGO CityPASSの詳細についてはこちらをどうぞ
チケットの種類には、入場のみのTicket Options Without TILTの他に、Ticket Options with TILT、展望台BARのアルコールドリンク付きチケットなどがあります。”TILT”とは、透明のガラス張りの壁に張り付くと、機械的に壁が斜め下方へと傾いて、高層からの眺望を楽しむアトラクションです。
現地でチケットを購入する場合は、チケットデスクで、クレジットカード・Apple Pay・SamsungPayでの支払いが可能です。イリノイ州のガイドラインにより、covid-19のため現金決済は不可となっています。
2)展望台入場までの流れ
入り口とチケットブースは、the John Hancock Building(ジョン・ハンコック・センター)の地下にあります。ミシガンアベニュー沿いからなら、ビル広場の階段を降りると最短です。
open:月・木・金・土・日9:00am~9:00pm。Last entryは終業1時間前まで
close:火・水
飲食店が並ぶ地下フロアを進むと、列の最後列付近にスタッフが待機していて、状況を案内してくれます。チケット無しの人はチケットブースへ、前売り券保有者はゲートに並ぶ列へ、展望台までの入場待ち時間は今のところ1時間半~2時間・・・え?思わず聞き返してしまいましたが、春休みでもイースターブレイクでもないのに今週末は予想外の大変な混雑ぶりで異常事態だとか。通常の待ち時間は45分~1時間とかで、もし不都合なら日時変更しますとのことですが、このところの混雑ぶりに日時変更したところで待ち時間が読めないらしく、待ち時間を2時間として予約した夕食の時間まで少し余裕があることもあり、そのまま列にのんびり並ぶことにしました。並ぶ前に、額にかざす非接触型体温計で体温を計測されます。
長い列に内心ウガーとなっているゲストもいたかもしれませんが、マスク着用と6フィート間隔あけながら並ぶという状況のせいか、静かに並ぶ人々ばかりでした。
ちなみに前売り券チケット購入者は、チケットデスクをスキップしてゲートへ直行できますが、そもそもチケットブースで直接購入する人の姿を並んでいる間見かけませんでした。covid-19の影響によりオンライン購入が推奨されているからかもしれません。
長時間の待ち時間が発生する措置として、3月26日に時間指定チケット制度がとり入れられたそうです。それでも導入当初は、チケットが混在したため、「時間指定予約チケットにも関わらず2時間半待った」との口コミがありました。可能なら、なるべく時間に余裕をもって訪れた方が良いかと。展望台での滞在時間は制限が無く自由となっています。再入場は不可です。
covid-19の安全ガイドラインとして、マスク着用、6フィート間隔の保持、またエレベーターの利用は家族やカップルなどグループ毎に1台でした。エレベーターまでの長い列では、感染予防のためか椅子も少なく、ほとんどの人が立ったまま待っていました。バスルームは並ぶ途中に行くことが可能で、列の途中にあります。カメラマン付きの記念写真スポットがエレベーターまでの並ぶ途中にあり、購入するかどうかは自由です。
2.360 Chicagoからの眺望
その名の通り、360度全方位を眺めることができます。
1)展望台の人気時間帯は夕刻
シカゴダウンタウンを照らす美しい夕陽を眺めることができます。目の前に見えるのは900 North Michigan Shopsで、ハイブランドが多く入るショッピングモールです。
北側。ミシガン湖が果てしなく遠く続きます。
最も人気のあるのが、南側の眺望です。
日が沈むと、摩天楼が輝き始めます。
2)アトラクション”TILT”
同じく展望フロアの南側に、TILTがあります。94階から真下が見え、地面に向かって傾いていくアトラクションですが、傾く速度がゆっくりなので高いところが苦手な方でもいつでも途中で逃げることができます。covid-19安全ガイドラインにより、毎回触れる箇所がスタッフにより清掃され、ライド時にはグループ毎に1枠空けて乗車する流れとなっていました。
3)BAR AT 360 CHICAGO
展望台BARのアルコールドリンク付きチケットを購入すると、メニューからお好きなカクテル、ワイン、ローカルビール、プレミアムビール、ノンアルコールを1杯選ぶことができます。COVID-19のため、使い捨てのプラスチックカップによる提供となり少し味気ないですが、何気なしに注文したカクテルはとても美味しくて、く~。眺望を眺めつつ、静かに夕陽を眺めるひとときを味わえました。無心にぼーっとできます。
Barの近くには数席のみソファのような座席が配置されていました。covid-19により座席が少なくされているかどうかは、わかりません。展望台には、ひな壇式の木製ベンチが配置されている箇所があり、重ならずに景色を眺められるようになっています。ただインスタ向けなどではやはり窓際で撮影することが多いので、やはり人気の南側の窓際は、代わる代わる写真撮影で賑わっていました。
4)外気を感じる
展望台の一部は、ガラス張りではなく金網で保護された屋外となっています。TILTの東側にあり、高層ならではの臨場感と外気を満喫できます。