複雑な国境線で有名な町、オランダとベルギーの町Baarle。オランダの町バールレ=ナッサウ (Baarle-Nassau)は、ベルギーとの国境近くにあり、町の中には30箇所ものベルギーの飛び地が点在しています。ベルギーの飛び地はバールレ=ヘルトフ (Baarle-Hertog)という町です。建物や家を国境線が通過していたり、珍しい風景を目にすることができます。フランクフルトからは、約400km、車で3時間40分です。
1.バールレ=ヘルトフ=ナッサウ観光の見どころ
到着したら、まずはTourist information centerへ向かいましょう。ここで、無料の観光地図を入手できます。町内の国境線の配置や観光の見どころがわかります。
🌟Toerisme Baarle-Hertog-Nassau
Singel 1, 5111 CC Baarle-Nassau, Netherlands
下記の地図の灰色の実線が国境線となります。町の中を縦横無尽に走っています。
引用:Google Maps
1)町の中の国境線
国境線はわかりやすく表示されています。
歴史に触れるDodendraadroute。
2)Grenspaal
Grenspaal(オランダ語)境界マーカー。
3)2つの国の住所をもつ家
家の中を国境線が通っている場合は、住所?自治体?はどうなるのかというと、正面玄関の位置によって決まります。正面玄関がオランダ側にあるなら、その家の住民全員がオランダ自治体に。電気や電話などもオランダ側からとなります。
それでは、正面玄関が国境線上にある場合は?オランダとベルギー2つの国の住所をもちます!ベルギーの住所2番とオランダの住所19番をもつ家として、観光スポットとなっています。
オランダとベルギー2つの住所が隣り合わせで表示されています。