Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

【オランダ・ベルギー】バールレ(Baarle-Nassau・Baarle-Hertog)|家の中を国境線が通る町

オランダとベルギーの国境沿いにあるバールレ(Baarle-Nassau・Baarle-Hertog)は、家の中や建物内に国境線が通過する世界でも珍しい町です。オランダの町Baarle-Nassauの中には、20か所以上ものベルギーの飛び地が点在しています。バールレに到着したらまずは訪れるべきTourist information center、町の中の国境線、境界マーカー、家の中を通る国境について、バールレの観光見どころをご紹介します。

1.バールレ基本情報

複雑な国境線で有名な町、オランダとベルギーの町Baarle。オランダの町バールレ=ナッサウ (Baarle-Nassau)は、ベルギーとの国境近くにあり、町の中には20箇所以上ものベルギーの飛び地バールレ=ヘルトフ (Baarle-Hertog)が点在しています。

この世界でも珍しい複雑な国境線と飛び地は、1198年領土をめぐる紛争がきっかけです。併合されて消滅する国境線もありましたが、バールレには中世の領土区分が残されています。

そのため、建物や家の中を、あるいは傍を国境線が通過するという世界でも珍しい風景を目にすることができます。

Baarleへの各都市からの所要時間をまとめてみると、
AntwerpからBaarleへは、約54㎞、🚗車で約55分、
RotterdamからBaarleへは、約78㎞、🚗車で約58分、
フランクフルトからBaarleへは、約400km、🚗車で3時間40分です。

オランダやベルギーの都市からも日帰り可能です。

2.Tourist information center

到着したら、まずはTourist information centerへ向かいましょう。なぜなら、ここで、無料の観光地図を入手できるのと、館内に併設された小さな博物館で、複雑な国境線の歴史背景や国境線の現在の様子を知ることができるためです。町に到着後、観光プランで興味のある場所を漏れなく行訪れることにしたり、逆に旅行プランから削ったりと見直しする余裕が生まれます。

Tourist information centerに併設されている小さな博物館は、無料です。町の歴史や町内の国境線の配置、過去と現在の国境線を学べるようになっています。

🌟Toerisme Baarle-Hertog-Nassau
Singel 1, 5111 CC Baarle-Nassau, Netherlands

なぜバーレルでは観光地図を先に求めておくことをおすすめするかというと、バーレルの町は車ではなく、歩いて観光する方が国境を体感できて、面白いから。車だと一瞬で通り過ぎてしまいますが、歩くと、こんなところにも国境が!とゆっくりと目にすることができます。町の中心地を少し歩くだけでも、国境探しはお宝探しのようで面白くなってきます。

Toerisme Baarle-Hertog-Nassau , Baarle-Nassau, Netherlands

Toerisme Baarle-Hertog-Nassau , Baarle-Nassau, Netherlands

下記の地図の灰色の実線が国境線となります。町の中を縦横無尽に走っています。右側の黄色の星マークをつけた場所が、Tourist information centerです。そして左側の黄色の星マークをつけた場所が、”家の中を国境が通る家”です。

Baarle-Nassau-Hertog-map

引用:Google Maps

3.町の中の国境線

国境線はわかりやすく表示されています。ご存じの通り、Bがベルギー、NLがオランダです。

Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

歴史に触れるDodendraadroute。

Dodendraadroute, Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

4.Grenspaal

Grenspaal(オランダ語)境界マーカー。

Grenspaal , Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

5.家の中を国境線が通る家

家の中を国境線が通っている場合は、住所?自治体?はどうなるのかというと、正面玄関の位置によって決まります。正面玄関がオランダ側にあるなら、その家の住民全員がオランダ自治体に所属します。電気や電話などもオランダ側からとなります。

それでは、正面玄関が国境線上にある場合は?答えは、オランダとベルギー2つの国の住所をもちます!

実際に2つの国の番地を持つ家として、観光スポットになっている家があります。こちらの家は、ベルギーの住所2番とオランダの住所19番の二つの国の住所をもっています。ただし、これはバールレでも観光名所になるほど、非常に珍しい例です。ベルギーとオランダの住所をふたつ持っていますが、住民登録をする国は住民が自分で選択できます。現在はベルギー側を選択しているので、電気や水道などのライフラインもベルギー側から供給されています。

住所は2つ。でも住む国は自分で選べる。ということですね。

2つの国の住所をもつ家, Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

静かな住宅街に、その家はあります。静かに、記念撮影をして、速やかに立ち去ります。

2つの国の住所をもつ家, Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

他にも、店舗の中を国境が通るところもあり、オランダとベルギー2つの住所が隣り合わせで表示されています。

Baarle-Hertog-Nassau, Netherlands, Belgium

バールレの町は、歩くと国境があちこちに現れる世界でも珍しい町です。オランダやベルギーの都市からも近いので、旅行の途中に、珍しい風景を見に、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

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