ドイツ南部にある町バンベルク。中世初期の建物が多く現存し、無傷で残るヨーロッパ最大の旧市街です。その美しい旧市街の街並みは、1993年に”Town of Bamberg”として、世界遺産に登録されました。バンベルクは、大きく3つの特徴ある歴史地区、die Bergstadt(the City on the Hills)、die Inselstadt(the Island Disctrict)、die Gärtnerstadt (the Market Gardener’s District)から成ります。フランクフルトからバンベルクへは、高速A3とA70経由で約210km、車で2時間30分ほどです。
1.Bamberg Cathedral
バンベルク大聖堂は、神聖ローマ皇帝ヘンリー2世によって建てられ、1012年に奉献されたロマネスク様式の大聖堂です。大聖堂内には、皇帝ヘンリー2世とその皇妃クニクンデの墓、そしてドイツで唯一の教皇の墓である教皇クレマンス2世の墓があります。
‘The tomb of Emperor Heinrich II and Empress Kunigunde’
彫刻家の巨匠Tilman Riemenschneider氏により、石灰岩と大理石から作られた彫刻芸術作品です。彫刻を上からも含めて全体を眺められるように、段差が設けてあります。
2.Rosengarten
1757年に完成したローズガーデン。約4500本ものバラが庭園を彩ります。入場無料。
🌟Rosengarten
Neue Residenz, Domplatz 8, 96049 Bamberg, Germany
https://www.schloesser.bayern.de/deutsch/garten/objekte/bamberg.htm
開園時間
April-September: 9-18 Uhr
Oktober-März: 10-16 Uhr
Täglich geöffnet
3.Altes Rathaus
レグニッツ川の人口中州に1386年に建てられ、その後15世紀に完成した旧市庁舎。
4.Klein Venedig
レグニッツ川沿いに並ぶ漁村は、”Klein Venedig“の愛称があります。半木造の建物が並ぶ景色は、中世から変らぬ美しい眺めです。川沿いを散策すると、素朴な風景に心が癒やされます。
🌟Klein Venedig
Am Leinritt, 96047 Bamberg
午後、続いてWürzburgヴュルツブルクへ向かいます。ヴュルツブルクの見どころについては、Read the blog 「Würzburgヴュルツブルク 世界遺産のResidenzとマイン川を見下ろすマリエンベルク要塞」blogをどうぞ。