1.ピサの斜塔、Duomo広場への簡単な行き方
フィレンツェからピサ(Pisa Central Station)へは列車で約50分。フィレンツェからなら日帰り旅行も可能です。Firenze Santa Maria Novella駅は、ターミナル駅なのでカフェやショップも多く、電車の発車時間までの時間を調整しやすい駅です。ピサ中央駅へは直通列車で、自由席、一人€8~ほど。トスカーナ地方の田園風景を眺めることができます。
ピサの斜塔があるDuomo広場は、1987年に世界遺産に登録されました。ピサ大聖堂(ドゥオーモ)、洗礼堂、「ピサの斜塔」として有名な鐘楼、そして墓所回廊の四つの建物から成り、その調和のとれた美しさから、「Campo dei Miracoli (奇跡の広場)」と呼ばれています。ピサは、ガリレオ・ガリレイ生誕の地、イタリアで最も歴史の古い大学の1つであるピサ大学の地でもあります。
1)バスの場合🚌
フィレンツェからピサへは列車で約50分ほど。Firenze Santa Maria Novella駅からPisa Central Stationは、ローカル線で可能です。
Duomo広場は、Pisa Central Stationで下車した後、徒歩、またはバスで向かうルートが、最も楽で簡単です。徒歩だと20分、駅前から運行しているバスだと10分程度で到着します。
バスチケットは、駅構内で当日買うことができます。朝早めだったおかげか、ほとんど並ぶことなく、買うことができました。駅前には、数路線バス乗り場がありますが、ピサの斜塔行きの標示と、駅を出てほぼ目の前にあるバス乗り場で、観光客も並んでいるので、該当の乗り場はすぐにわかります。ただ、観光客が多いということは、スリなどに狙われやすいということ。何となく不審を感じた時には、発車待ちのバスから一旦降りて次のバスに乗りなおすなど、ターゲットから外れるように様子を見て、治安にはくれぐれも注意しましょう。
Duomo広場の最寄りバス停は、’Torre1‘です。
2)徒歩の場合👟
続いて徒歩の場合。おすすめルートは二つ。
①徒歩ルートその1
Corso Italiaを通り、Mezzo橋を渡って、Piazza dei Cavalieriを経由して、Duomo広場へ行くルート。こちらは、H&M、LUSHなどのお店が通り沿いに立ち並ぶのと、歩行者用の広い通りで歩きやすく、行き交う人々も多いので、夜でも人目があり安心です。
Mezzo橋とCorso Italiaの交差。トナカイの飾り付けがされています。
20:00に営業を閉店するお店が多いので、20:00を過ぎると、ぐっと人が減ります。
②徒歩ルートその2
もう一つは、Via Francesco Crispiを通り、Solferino橋を渡って、Via Romaを通り、Duomo広場へ行くルート。こちらは、駅からSolferino橋までは普通の道路、車道の横の歩道を歩きます。広場までの最短ルートになります。
Solferino橋からArno川を眺める。
<番外編>Duomo広場への行き方として、Pisa Rossore駅を利用することもできます。Duomo広場への最寄り駅ではありますが、Pisa Central Stationで乗り換える必要があるのと、駅よりバス停の方がDuomo広場に近いので、バス利用の方がおすすめです~😊
2.Duomo広場からPisa Central Stationへの行き方
1)Via Santa Maria
Duomo広場から、Arno川へ向かう道のり。Via Santa Maria(サンタ マリア通り)は、車止めが置かれてあり、歩行者天国となっていました。飲食店、ホテル、バー、お土産物店などが軒を連ねています。
2)Arno川
しばらく道のりに進むと、Arno川へぶつかります。Arno川に着いたら、そのまま直進できる橋は無いので、東にあるPonte Di Mezzoあるいは西にあるPonte Solferinoのどちらかの橋で川を渡ります。Mezzo橋を渡るとショッピングストリートを歩くことになり、Solferino橋を渡ると道路沿いを歩くので味気ないですが最短距離になります。
3)Piazza Vittorio Emanuele Ⅱ
Mezzo橋を渡るルートでも、Solferino橋を渡るルートでも、駅までに道が合流するので、Piazza Vittorio Emanuele Ⅱ(ヴィットーリオ エマヌエーレ二世広場)に着きます。Vittorio Emanuele Ⅱ 広場まで来ると、ピサ中央駅は目と鼻の先です。広場では、臨時アイススケート場が開催されていました。楽しそうなので、予定外でしたがスケートを楽しむ娘達🎵スケート場以外にも、メリーゴーランドもあって、地元の人々の憩いの場となっているようです。
ヴィットーリオ エマヌエーレ二世は、サルデーニャ王国の最後の国王であり、イタリア王国初代国王、統一イタリアの象徴として国民から敬愛されています。そのため、イタリア国内のあちこちで、国父の銅像、騎馬像等を見ることができます。
夜のArno川。