アメリカ中西部イリノイ州に位置する都市シカゴは、アメリカ最大の都市のひとつです。
シカゴは、アメリカ内陸部の要衝として発展し、現在もなお約950万人もの広域都市圏を形成する都市で、Walgreens Boots Alliance、Allstate、Boeing、McDonald’s、United Airlines Holdings、Exelonなどアメリカを代表する企業や世界的企業の本社を擁しています。
ミシガン湖畔に映える高層ビル群、アメリカ三大美術館のひとつ”シカゴ美術館”、世界最高峰のオーケストラと称される”シカゴ交響楽団”、さらに、シカゴならではの文化、特にグルメ、音楽(シカゴブルース、ジャズ)、そして北米4大スポーツのプロスポーツチームすべての拠点を擁し、多様な魅力を放つシカゴには、年間を通して約5700万人もの大勢の訪問客数が訪れています。
- 1.シカゴ概要
- 2.covid-19について
- 3.お得な観光チケット”CityPASS”
- 4.シカゴのおすすめ人気観光スポット
- 1)シカゴ美術館 The Art Institute of Chicago
- 2)Millennium Park
- 3)フィールド自然史博物館
- 4)シェッド水族館
- 5)Chicago River Cruises
- 6)DuSable Bridge(旧ミシガン通り橋)
- 7)シカゴ地上94階と103階から絶景を眺めよう
- 8)Wrigley Field
- 9)Chicago Cultural Center シカゴ文化センター
- 10)Music Venue(ライブハウス)
- 11)北米4大スポーツ観戦
- 12)シカゴのグルメ
- 13)Greetings From Chicago Mural
- 14)シカゴにあるユニークなWalgreens ”Vitamin Vault” (2023年1月31日に閉鎖)
1.シカゴ概要
ニューヨーク、ロサンゼルスに続き、アメリカで3番目に人口が多い都市シカゴ。
そのことからアメリカ第三の都市と呼ばれたり、シカゴのよく知られている愛称のひとつ”Windy City”と呼ばれたりしています。
シカゴの夏は暑く、冬は吹雪が発生するほど厳しい寒さとなります。6月から8月までの平均最高気温は29度ほど、時には40度を超える日もあったりしますが、大きなイベントが開催されたるのも夏が多く、高温多湿にも負けずシカゴで暮らす人々は夏を楽しみます。春秋は、穏やかで湿度も低めで過ごしやすい季節ですが、非常に短いです。そのため、旅行のベストシーズンは、春夏秋とされ、観光シーズンです。
冬は、非常に寒く、そして長いです。さらに風のため、体感温度はいっそう下がります。屋外で活動する際には、防寒対策が重要ですが、屋内はたいてい万全に暖かいところが多いので、コートを脱ぐと薄着という姿も多いです。
アメリカは4つのタイムゾーンがあり、シカゴはCentral Time Zoneに属しています。
2.covid-19について
COVID-19により、2019年4月時点では様々な施設や飲食店等が影響を受けています。シカゴ市の法令に準拠し、営業が再開されたり、休業しています。訪れる人々は、マスク着用、6フィート間隔の保持をはじめ地元の保健局の安全ガイドラインに従うことが求められてます。一部営業が再開されていますが、安全上の懸念が一掃されたわけではなく、弊サイトにおいては観光や食事の推奨と見なしているわけではありません。屋外での飲食リスクにつきましては、屋内より低いとされていますが、安全ガイドラインを厳守する施設に左右される点をどうぞご賢察願います。
covid-19の対応やガイダンスは、パンデミックの状況により随時変化します。CDC (Centers for Disease Control and Prevention)の公式サイトでは、アメリカ国内の地域別のCOVID-19の最新情報を確認することができます。
CDCの公式サイト; Outbound Link https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/your-health/about-covid-19.html, https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/your-health/covid-by-county.html
上記サイトで、地域ごとのCOVID-19の管理レベルlow, medium, or highがわかります。
CDCのガイダンスや最新情報に基づき、ご自身と周りを守りましょう。
3.お得な観光チケット”CityPASS”
世界の観光都市で展開するご存じ’CityPASS‘。
その都市の人気の観光地が選出されているので、まとめて訪れたい時、初めて訪れる時には、とてもお得な料金で観光することができます。
CityPASS®公式サイトにて、CityPASS® ticketsをオンライン購入することができます。
outbound link CityPASSの公式サイト→https://www.citypass.com/chicago
1)”Chicago CityPASS”過去プラン
‘CHICAGO CityPASS’では、’Shedd Aquarium’、 ‘Field Museum’が含まれ、さらに’Skydeck Chicago’、 ‘Museum of Science and Industry’、’360 CHICAGO Observation Deck’、 ‘Adler Planetarium’、 ‘Art Institute of Chicago’から3施設を選択し、合計5箇所の観光が可能です。
もし5箇所全てを観光するなら、通常価格の合算が$212.90で、CityPASS価格が$109.00なので、一人当たり49%の割引になります。
2)”Chicago CityPASS” 2023.3時点
COVID-19によりSkydeck Chicagoが一時閉鎖されていましたが2021年4月に再開放され、オプションに変動がありました。今後も変動の可能性はあります。
2023年3月時点では、Shedd Aquarium、Skydeck Chicagoが含まれ、さらにField Museum、Art Institute of Chicago、Museum of Science and Industry、360 CHICAGO Observation Deck、Adler Planetarium、Shoreline Sightseeing Architecture River Tourの中から3ヶ所選択でき、合計5ヶ所訪れることができるようになっています。
さらにあらたにCHICAGO C3®が作成され、シカゴの短期滞在を計画されている方をはじめとして、CHICAGO C3®ではシカゴ人気の観光地3ヶ所を訪れることができます。
4.シカゴのおすすめ人気観光スポット
「4.シカゴのおすすめ人気観光スポット」では、それぞれの人気観光スポットについての弊ブログをまとめるスタイル構成となっています。これは、まとめ先の投稿が非常に重くなってしまうのを避けるためです。
上部にある目次からも各弊ブログ先にとぶことができます。
1)シカゴ美術館 The Art Institute of Chicago
メトロポリタン、ボストンと共にアメリカ三大美術館のひとつとして有名なシカゴ美術館。ミレニアムパークに隣接し、アクセスも簡単です。Read the blog シカゴ美術館の見どころについては、弊ブログ「The Art Institute of Chicago シカゴ美術館の見どころ」をどうぞ。
2)Millennium Park
シカゴダウンタウンの代表的な公園、Millennium Park。間近に迫るシカゴの高層ビル群を眺めたり、野外コンサートやイベントが開催されたりと、年間を通して大勢の観光客で賑わっています。
①車で行く場合
⑴Millennium Garages Chicago
駐車場は、Millennium Park真下に位置するMillennium Garages Chicagoが便利。
Grant Park North、Grant Park South、Millennium Park、Millennium Lakesideの四カ所あります。オンラインで事前購入すると、駐車料金がかなり安くなる場合があり、また1時間駐車と3時間駐車で駐車料金が変わらない場合もあるので、お得に利用できる条件を事前にMillennium Garages Chicagoの公式サイトで確認されることをおすすめします。
outbound link Millennium Garages Chicagoの公式サイトは→https://www.millenniumgarages.com/
シカゴのダウンタウンには、数多くの民間駐車場があるので、ダウンタウン内の目的地に応じて選ぶことが可能です。ただしダウンタウンの駐車場は、多くの駐車場が狭く、料金システムが統一されていない、スタッフが常時待機していない、入出庫口がわかりにくい駐車場もあります。
そんな時におすすめなのが、事前に駐車場を確保しつつ、案内表示も明確で、駐車場の様子を吟味して選択できるオンライン駐車場サービスです。全米でいろいろなサービス会社が展開しています。
⑵SPOT HERO
アメリカ国内の駐車場予約をする際に便利なSPOT HERO。アメリカ国内の主要都市を網羅するデジタル駐車予約サービスシステムです。モバイルアプリやウェブサイトから利用でき、クレジットカードで決済可能。登録は必須ではなく、ゲストでのログイン、予約もOK。登録しておくと、次回からの入力の手間が省けます。
駐車場の地図、周辺価格、駐車場写真を参考にしながら、予約することができます。また各駐車場の紹介として、”Things You Should Know”に車高制限や特記事項が、”Getting There”では駐車場への行き方案内が記載されています。シカゴのダウンタウンでは、たとえばlower level streetsに入庫口がある駐車場など、GPSだけでは辿り着くのが困難な駐車場もあり、行き方が赤字で詳細に紹介されているので、参考になります。
outbound link SPOT HEROの公式サイト・予約→https://spothero.com/
②Cloud Gate
イギリス人彫刻家 Anish Kapoor氏の作品。インスタ映えすると大人気。あちこちで、思い思いに写真撮影を楽しむ姿が見られます。
③ Jay Pritzker Pavilion
2004年7月にオープンした美しい曲線をもつ屋外コンサート会場。クラシックコンサートから舞台芸術、ロックコンサートまで幅広い催しが開催されています。
④BP Bridge
ステンレス製の優美な曲線を描く橋。
⑤Crown Fountain
スペイン人芸術家Jaume Plensaの作品。シカゴ市民へのオマージュとして、1000人の顔が映し出されているそうです。mid-springからmid-fallまでの間だけ、噴水が稼働します。
3)フィールド自然史博物館
Field Museum(フィールド自然史博物館)は、主に動物学、地質学、人類学、植物学をテーマとする博物館です。
シカゴのダウンタウン、GRANT PARKの南東にあります。
こちらの弊ブログ「Chicagoおすすめ人気観光スポット-Field Museum(フィールド自然史博物館)の見どころ」をどうぞ
4)シェッド水族館
シカゴにある世界最大級の屋内型水族館です。
Shedd Aquarium
1200 S DuSable Lk Shr Dr, Chicago, IL 60605
https://www.sheddaquarium.org/
5)Chicago River Cruises
シカゴ観光で根強い人気のシカゴ川クルーズには、いくつかの会社が色々なツアーを提供しています。
いずれのツアーも、ミシガン湖から、船上から、シカゴ名物の高層建築や歴史的な建築を眺めることができます。
今回は、シカゴ建築財団 (Chicago Architecture Center)が主催するリバークルーズに乗船しました。財団の公式ツアーガイド付きプランで、シカゴの高層ビル建築の歴史と文化を多角的に学ぶことができます。’Chicago Architecture Foundation Center River Cruise aboard Chicago’s First Lady‘です。こちらについては、弊ブログRead the blog 「Chicago River cruiseの見どころ」をどうぞ。
6)DuSable Bridge(旧ミシガン通り橋)
1920年に開通した跳開橋は、シカゴ川を挟むシカゴダウンタウンの南北を結ぶメインストリートのひとつです。
1928年には橋の外側の四か所に、シカゴの歴史をテーマとした彫刻が追加されました。’The Discoverers’、’The Pioneers’、’Defense’、’Regeneration’で、下記は’Defense’です。
McCormick Bridgehouseから南方面を眺めると、遠くの左手にMillennium Parkが見えます。
川沿いには、Riverwalkがあります。
7)シカゴ地上94階と103階から絶景を眺めよう
シカゴのダウンタウンを高層から一望したいのであれば、こちら”360 Chicago”と”Willis Tower”スカイデッキがおすすめです。
夕焼けも人気ですが、夜景もおすすめです。
Read the blog 「シカゴ摩天楼を一望!360 Chicago」についてはこちらの弊Blogをどうぞ。
シカゴダウンタウンにあるもうひとつの展望台、Willis Towerの103階にあるSkydeck Chicagoは、covid-19のため、2021年3月現在、一般公開されていません。→限定チケットでオープンしました(限定オープン;2021年4月14日Skydeck Chicago公式サイトより参照)。
8)Wrigley Field
1914年に建てられたMLBで二番目に古い野球球場です。ご存じCHICAGO CUBSの本拠地球場です。
Read the blog 「“Winterland” at Wrigley Field」についてはこちらの弊Blogをどうぞ。
9)Chicago Cultural Center シカゴ文化センター
Millennium Parkの北エリアから徒歩すぐ。3階の北側にある直径38フィートのティファニー製ドームが人気です。
入場は無料です。
無料イベント、無料内覧ツアーあり。夏の暑い時期には、冷房が効いていて涼しいですヨ。美しいドームを是非ご覧ください。covid-19のため、2021年3月時点において、一般公開されていません。
Chicago Cultural Center
78 E Washington St, Chicago, IL 60602
10)Music Venue(ライブハウス)
シカゴでは、老舗や名店のライブハウスをはじめ、初心者から上級者までジャズを幅広く楽しめます。
Read the blog 「シカゴのナイトスポット ジャズ|コアファンから初心者まで楽しめるライブハウス」はこちらの弊Blogをどうぞ。
11)北米4大スポーツ観戦
北米四大スポーツとは、野球・アメリカンフットボール・ホッケー・バスケットボールを指します。
北米4大プロスポーツリーグ(通称Big Four)は、アメリカとカナダにおいて絶大な人気と収益をあげるプロスポーツリーグです。特にアメリカンフットボールの人気と収益は圧倒的で、人気の対戦試合は非常に高額で、良い席はとるのがなかなか難しい場合があります。
4大プロスポーツは、それぞれNFL(National Football League)、MLB(Major League Baseball)、NBA(National Basketball Association)、NFL(National Hockey League)です。
ヨーロッパとアメリカのプロスポーツ観戦については、こちらの弊サイトタグ”Sports(Europe, the U.S.)“をどうぞ。
他にもたとえば、
Read the blog 「MLB観戦 ホワイトソックス 2019年9月」はこちらをどうぞ
Read the blog 「NBA観戦 シカゴ・ブルズ 2020年2月」はこちらをどうぞ
Read the blog 「NFL観戦 Indianapolis Colts 2020年11月」はこちらをどうぞ
12)シカゴのグルメ
旅行プランやお好みにあわせてシカゴでは、洗練されたレストランからシカゴならではのグルメまで幅広い種類の料理を食することができます。
地元で評判のお店から観光ガイドブックに掲載され観光客にも訪れやすい定番店まで、こちらの弊サイト Read the blog 「シカゴのおすすめグルメ」をどうぞ。
13)Greetings From Chicago Mural
シカゴの観光名所をまとめた壁画。撮影スポットとして人気です。
シカゴの中心部から少し離れたところ、Logan Squareにあります。壁画と同じ敷地に数台車をとめるスペースがあります。街中にポンと壁画がある感じです。
Greetings From Chicago Mural
2226 N Milwaukee Ave, Chicago, IL 60647
14)シカゴにあるユニークなWalgreens ”Vitamin Vault” (2023年1月31日に閉鎖)
the Milwaukee Avenue Historic Districtにある、建物がユニークなWalgreensです。1919年に建てられたNoel State Bankの歴史的な建物を、保存を維持しつつ薬局に転換しています。
the Milwaukee Avenue Districtは、19世紀後半から20世紀初頭にかけての商業的な街並みが最も多く残っている地区のひとつです。
残念ながら、Walgreensの経営戦略によりシカゴ市内2番目の旗艦店として営業した1601 N Milwaukee Ave Walgreensは、閉鎖となりました。
1601 N Milwaukee Ave Walgreens (Permanently closed)
1601 N Milwaukee Ave, Chicago, IL 60647
写真は、2021年3月に訪れたときのものです。とても美しい建築内部にほれぼれとしてしまいます。