1.市内バスの乗り方
ぐるっと城壁に囲まれたDubrovnik旧市街。その観光の拠点となる旧市街から、市内の各地区へバス路線が広がり、主要な公共運輸機関として大きな働きを果たしています。
Dubrovnikには、電車はありません。Dubrovnik空港から旧市街、ホテルへは、タクシーまたはバスが移動手段となります。旧市街から徒歩圏内のホテルに宿泊した場合は、バスを利用することはそれほどないかもしれませんが、Babin Kuk地区やLAPAD地区のホテルに宿泊する場合は、バスは、手軽で、深夜まで運行し、観光客も多く利用するとても便利な交通手段です。
1)バス路線
旧市街の西側の城壁外に、主なバスターミナルとタクシー乗り場があります。バスチケットは、バスロータリー近くのTISAK(コンビニみたいな商店、赤い看板が目印)、ホテル、またはバス運転手さんから購入(現金のみ)できます。ただしバス運転手さんから購入すると少し運賃が高くなりますので、なるべくホテルやTISAKで購入する方がお得です。
私達は4番のバスを利用しましたが、始発から旧市街の玄関口であるOLD CITYバスターミナルまでは、だいたい15分程度で到着していました。ピークシーズンには、バスはどんどん混雑してきますので、座ることを優先したいなら、なるべく始発に近いホテルに宿泊した方がよいかもしれません。立つことが別に気にならない方は、もちろん旧市街に近い方が便利です。市内は基本的に急坂が多くあります💦
市内バスについての運賃一覧、路線図、時刻表等は、Dubrovnikバス公式サイトに詳細があります。事前にご確認ください。→ Outbound link http://libertasdubrovnik.com/en/
市内バス運賃は、15kn、Daily ticketは30kn、”S” ticket (1 hour ticket)は12knです。2018年8月時点で1knは0.13€。15knは、2€くらいです。
バス路線は、1番から9番、そして17番あります。バスの電光掲示板に、大きく数字が書かれているので、何番バスなのかはすぐにわかります。深夜便もあるので、飲んで帰りが遅くなっても便利です。
時刻表の始発出発時刻に、15分足した時刻が、旧市街OLD CITYバスターミナルの出発時刻になります。だいだい15分間隔で出発します。
OLD CITYバスターミナルでは、直近に到着するバスを知らせる電光掲示板があります。HOTEL PALACE行きの4番バスが、3分後到着予定と、観光客にとってもわかりやすい電光掲示板です。
2)乗り方、降り方
ほぼ時刻表通りに運行されています。ただもちろん日本とは違うので、きっかり運行されているわけではありません。少し遅れることもあるので、時間と気持ちに余裕を持って行動するといいでしょう。(突然運休することもなく)バスが来た~♪、ありがたや~♪ぐらいに考えると、精神的に安らぎます。また、前述のように時刻表には、途中バス停の到着時刻は無いので、始発からだいたいこれぐらいの時刻に到着するだろうと予想をつけて、待つことになります。
バスが到着したら、前から乗車します。運転手横の機械に、チケットを差し込み、刻印します。初めはわかりにくいですが、チケットには向きがあります・・・。観光客に慣れた運転手さんだと、運転手さんが手を差し出すので、チケットを渡すと代わりに刻印してくれます。その後、バーを押して、車内に入ります。
降りる場合は、降車ボタンを押して運転手に知らせます。押さなければ、そしてそのバス停に乗る乗客がいなければ通り過ぎるので注意。旧市街の玄関口であるOLD CITYで降りる場合は、大勢降りるため、降りるバス停を間違うことはありませんし、大声で「OLD CITYーーー!」と運転手さんが知らせてくれることもあるので大丈夫です。ロータリー周辺は混雑しているので、バス停止位置が多少変わることもあり、乗客にもうここで降りていいよ~という感じで、運転手さんが車内に向かって叫んでくれます。
難しいのは、夜間途中下車の場合。夜間は暗いので、町の様子がわかりにくく、降りるバス停を確認するのが少し難しそう・・・💦。ピークシーズンでバスが混雑している時は、観光客同士で、降りるバス停を確認しあう様子も見られ、各国言語が飛び交っていて、あらためて大人気の観光地であることを感じました。
奥に見えるのが、バスロータリー。ちょうどバス発着所の道路の両側に、Konzum(スーパー)、Tisak Media(コンビニ)のような小さな食料品店があるので、重い物や、飲料水を買い足したいときなど、ちょっとした時にすぐに買えて便利です。
旧市街のバスロータリーは、各路線の始発にもなるので、混雑しています。
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