Heidelberg.2 ハイデルベルク観光見どころ ドイツ薬局博物館、Alte Brücke、Studentenkuß

3.Deutsches Apotheken-Museum

German Pharmacy Museum(ドイツ薬局博物館)は、ハイデルベルク城内のオットハインリヒ館(Ottoheinrichsbau)にあります。1957年に開館して以来、毎年数十万人が訪れているそうです。

博物館への入場料には、ケーブルカー往復チケット(Kornmarkt駅↔Castle駅、Molkenkur駅)、courtyard(ハイデルベルク城の中庭)入場料、Big Barrel(バレルセラー)の入場料が含まれています。共通チケットです。

博物館は、地上階にあります。科学的に育まれてきた薬学の歴史を展示し、コレクションの維持、保管、整備を目的としています。

🌟Deutsches Apothekenmuseum
Schloss Heidelberg
D-69117 Heidelberg
開館時間:3月29日~10月31日10:00~18:00、最終入場17:40まで
11月1日~3月28日10:00~17:30、最終入場17:10まで
公式サイト→Outbound link www.deutsches-apotheken-museum.de (日本語表記一部あり)

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

昔の薬局調剤室。説明文は、ドイツ語と英語があります。時代劇のようなビーダーマイヤー様式の薬局(優美さはあるものの貴族的な豪奢さではなく、日常的で、暖かな居心地の良さそうな内装)の様子も展示されています。

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

すり鉢や天秤など調剤道具の展示。

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

こちらの博物館の目玉とされているのが、鉱物・動物・植物で作られた医薬品コレクション(「マテリア・メディカ」)。自然界の色々なものから、薬を作成していたのだなーと、そしてそれらの知識を獲得、整理した偉人への敬意がわきおこります。

薬理学・薬草学の父とされる古代ギリシアの医師ペダニウス・ディオスコリデスは、1500年以上に渡り西洋医学の基本文献であり続けた’薬物誌‘を記しました。その薬物誌は、ラテン語で’De Materia Medica libriquinque’で、略して’マテリア・メディカ’と言われています。

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

抗生物質をはじめ、医薬品の歴史も展示されています。

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

出口には、売店があります。ドイツでよく見かける一般的なお土産グッズをはじめ、薬局道具レプリカ、石鹸、子ども向けの薬についての絵本などが販売されています。ふと魅かれて購入したのは、絵柄の素敵なケース💕清涼菓子が入っています。

清涼菓子ケース , Deutsches Apotheken-Museum , Heidelberg ,Germany

4.ハイデルベルク旧市街の見どころ

1)Kornmarkt-Madonna

ハイデルベルクのケーブルカー発着駅に程近い広場が、Kornmarktです。広場中央には、マドンナ像があります。背景に、ハイデルベルク城の姿が見えます。

Kornmarkt , Heidelberg ,Germany

Kornmarkt , Heidelberg ,Germany

2)Alte Brṳ̈cke Heidelberg (=Karl-Theodor-Brücke)

①Alte Brṳ̈cke Heidelberg (=Karl-Theodor-Brücke)

Karl-Theodor-Brücke、通称(Alte Brṳ̈cke)は、ネッカー川(Neckar)にかかる歩行者&自転車用の石畳の橋です。

Heidelberg ,Germany

対岸NEUENHEIMから。Karl-Theodor-Brückeと旧市街、そして背後に浮かび上がるハイデルベルク城。

Heidelberg ,Germany

残念ながら、南端にある双子の塔付き橋門は、工事中でした💦一応、垂れ幕に絵柄がプリントされていて、工事でない時の何となく雰囲気は伝わりそうですが・・・

Old Bridge Heidelberg

②Heidelberger Brückenaffe(ハイデルベルクの橋猿)

橋の南端には、猿の像があります。猿の石像は、15世紀に橋の塔にあったのですが、プファルツ継承戦争(1688-1697)で破壊され、その後1979年に猿の銅像(Gernot Rumpf作)が設置されました。

右手の指に触れると、もう一度ハイデルベルクに戻ってこれるとか、鏡に触れると繁栄(金運)がもたらされると言われています。空洞になっている頭部を兜のようにして、中に頭を入れて撮影するのも、観光客に人気とか。

Heidelberger Brückenaffe

3)Heidelberger Studentenkuß

ハイデルベルクの郷土的お土産として、とても人気を集めている’Heidelberger Studentenkuß‘。プラリネを繊細なクーベルチュールで包んだチョコレート菓子です。1863年から続く伝統的レシピを大切に守りつつ、ロマンチックな心配りから産みだされたこのチョコレートは、現在でも、ロマンチックな魅力的なお菓子として多くの人々から愛されています。

🌟Cafe Knösel 
Haspelgasse 20 , 69117
Heidelberg , Germany

伝統的レシピから作られるStudentenkußは、天然成分のみで作られていて、添加物は一切使用されていないそうです。

お店に近づくにつれて、あれれ?とイヤな予感が。休業中でした・・・。張り紙には、数十m手前にあるCafe Knöselにて、購入できますよ~とありました。とりあえず、良かったε-(´∀`*)ホッ

Heidelberger Studentenkuss

Heidelberger Studentenkuss

Cafe Knöselは、”Heidelberger Studentenkuß”(Chocolate shop)の2件隣、角にあります。天気も良いし、テラス席で食べることにしました。ケーキは、メニューあるいは店内にあるショーケースから選べます。テーブルに座って、ふと見上げると、澄み渡った秋の青空が広がっていて、のどかなひととき。

Cafe Knösel, Heidelberg ,Germany

一押しのケーキは、Frankfurter Kranz! バタークリームに、クルミの食感が美味しさをひきたてます。日本の「〇ーハイム」のフランクフルタークランツに似ています。その優しい味わいに、ほっこり💕。たぶんケーキがこれ以上の分厚さになってしまうと、バタークリームに負けそうなので、個人的には、この薄さくらいがちょうどいいように感じました。

Cafe Knösel, Heidelberg ,Germany

Cafe Knösel, Heidelberg ,Germany

Cafe Knösel, Heidelberg ,Germany

Cafe Knösel, Heidelberg ,Germany

てきぱきとした男性スタッフは、親切で、ゆったりとした気持ちで、楽しいひとときを過ごすことができました。カフェ店内には、Studentenkußも販売されています。メダル型のチョコレートが一つ入りの可愛らしい箱から、6個入りの箱など。

4)美味しいレストランの数々

ハイデルベルク旧市街には、美味しいと評判のレストランが数多くあります。

🌟Trattoria Toscana Heidelberg
Markpl.1 , 69117 Heidelberg , Germany
営業時間11:30~23:00

今夜はイタリアンに。

Trattoria Toscana Heidelberg

Trattoria Toscana Heidelberg

Trattoria Toscana Heidelberg

Trattoria Toscana Heidelberg

Trattoria Toscana Heidelberg

ティラミス

Trattoria Toscana Heidelberg

旧市街の中心部は、夜間でも、観光客が多く、人通りが多くありました。

Heidelberg ,Germany