11)コロッセオ
①コロッセオへの行き方
公共運輸機関を利用してのコロッセオへの行き方は、3通りあります。
地下鉄メトロLINE B COLOSSEO駅、バスLine 75、81、673、175、204、そしてTram Line 3。メトロの乗り方はRead the blog こちら。
地下鉄LINE BのCOLOSSEO駅を下車すると、コロッセオはすぐ目の前にあります。隣接するフォロロマーノとは共通チケットになりますので、お時間のある方は、是非フォロロマーノもどうぞ。オンライン事前チケット購入も可能です。
オンラインチケットの取り扱いは、イタリア文化活動・遺跡をまとめて担当するCoopCultureが担っています。オンラインチケット購入は、https://www.coopculture.it/en/colosseo-e-shop.cfm。
チケットの種類は、ガイド付きプランをはじめ色々とありますが、たとえばColosseum, Roman Forum And Palatine Regular Entranceだと€12、また、予約手数料として一人につき€2かかります。18歳未満は無料(ID要)です。入場時間を指定できます。
オンラインではなく、直接現地窓口で購入する場合は、混雑を避けるためにもなるべく朝一に訪れることをおすすめします。団体予約と個人予約の入口は、下記の引用地図の緑色の円のように別々になるため、列に並ぶ前に、念のため列の周りにいるスタッフに確認してから並ぶようにしておくと安心です。
colosseum entrances map
入場前にセキュリティチェックがあります。持ち込める荷物の具体的な寸法の記載はありませんが、なるべく荷物は最小限に、身軽に、歩きやすい靴で訪れましょう。フォロロマーノ内には、日差しを避ける場所は少ないので、日光が気になる方は、帽子、羽織りものや日焼け止めクリーム等日焼け対策も必要になります。
入場チケットを購入する窓口に並び、購入後、コロッセオ内部へと進みます。少し長い階段を登り終えると、視界がさぁっと開けます。
コロッセオ内部から見えるArch of Constantine(コンスタンティヌスの凱旋門)。
コロッセオ内部には、ガラス張りのお土産店もあります。
12)真実の口
コロッセオから真実の口は、車なら5分、バス118番なら12分、徒歩なら17分ほどの距離のところにあります。Santa Maria in Cosmedin(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)の外壁にあります。
写真撮影の為の、長い列ができていました。「真実の口」から教会入口で折り返して数メートル地点のところから並び始めましたが、だいたい30分程かかりました。30分程度で済んだのは、一組1枚で写真撮影が制限されているから。そのため、自分の順番が来るまでに写真撮影の交代の合間に、人が映らない写真を素早く撮影、それから自分の番では全員で1枚、とタイミング良く撮影することになります。係員からは、並んでいる間に、すぐ撮影できるように準備をしておいて、と促されることもあり、手際よく写真撮影は進んでいきます。待ち時間は、係員の手際により左右されるかもしれません。
13)フォロロマーノ、Roman Forum、Forum Romanum
ローマ市内にある古代ローマの遺跡です。コロッセオとほぼ隣接しています。フォロロマーノには入口が二か所あり、コロッセオと共通入場チケットになります。
営業時間やチケット料金には変動がありますので、事前に公式サイトでのご確認をおすすめします。Regular ticket €12とS.U.P.E.R Ticket €18があります。Regular Ticketの有効期限は、連続二日間。コロッセオに入場1回、フォロロマーノ+展示会に入場1回です。
🌟フォロロマーノ一帯を撮影するスポットとして人気なのが、モンテ・タルペオ通りVia Monte Tarpeoです。フォロロマーノの敷地外西側にある高台からフォロロマーノを眺めることができます。
高台からの景色を見終わった後、坂道を何度も上り下りを避けるなら、フォロロマーノに入らずに、先にカンピドーリョ広場へ向かいます(→14)カンピドーリョ広場へ)。カンピドーリョ広場から再びフォロロマーノへと戻り、フォロロマーノの西側にある入口から入場します。
セプティミウス・セウェルスの凱旋門
サートゥルヌス神殿、Tempio di Saturno
ウェスパシアヌス神殿とティトゥス神殿
フォロロマーノから眺めるコロッセオ
14)カンピドーリョ広場Campidoglio
カンピドーリョ広場は、ミケランジェロの設計によるもの。複数の建物を対称軸線上に配置することで、建築史上初めて、複数の建物全体からなる美しい風景を生み出しています。このカンピドーリョ広場の発展形は、サン・ピエトロ広場だとか。古来からローマの中心であり、現在もローマ市庁舎があります。モザイクの床が美しい広場です。
世界史の教科書に時折掲載されている、ローマの建国神話に登場する双子のロームルスとレムスの「カピトリーノの雌狼」は、Capitoline Museumsにあります。
Museo Centrale del Risorgimento