フランス北東部、ライン川をはさんでドイツに接し、古来より交通の要衝として、栄えた町ストラスブール。ゴシック美術の傑作ストラスブール大聖堂を中心とする旧市街は、世界遺産に登録されています。ストラスブール大聖堂、旧市街、Petite-Franceをはじめ、周囲2kmほどに集まっているストラスブールの観光名所について、まとめてみました。
1.世界遺産ストラスブールの基本情報
ストラスブールは、1988年に”Strasbourg, Grande-Île and Neustadt”として世界遺産に登録されました。ストラスブール大聖堂/Cathédrale Notre Dame de Strasbourgは、歴史的にも地理的にもストラスブール旧市街の中心地です。
ストラスブールは、趣のあるストラスブール旧市街やLA PETITE FRANCEの町並みに、アルザス伝統料理と、人気の観光スポットが、イル川の中州の周囲2kmほどの島内に集まっているので、とても観光しやすい町です。観光名所を巡るミニトレインもあります。(→4.Petit Train Touristique de Strasbourg)
European Parliamentも人気の観光名所です。しかし、European Parliamentは中洲外にあり、ストラスブール大聖堂から約4㎞、車で15~18分離れているので、今回の旅行プランでは訪れるのを見送りました。
2.ストラスブール大聖堂
Cathédrale Notre Dame de Strasbourgは、歴史的にも地理的にもストラスブール旧市街の中心地にあります。
ストラスブール大聖堂の高さは142m、1647年から1874年までは世界一の高層建築でした。 あまりに巨大で、イル川中州のどこからでもその姿を眺めることができるほどの壮大な建築物です。あまりに大きすぎて、大聖堂の目の前にある通りから撮影しようとしても、大聖堂の端が写りません。アルザス平原一帯から大聖堂の姿を見ることができるそうで、遠くはドイツのSchwarzwald/Black Forestからも見えるとか。

巨大で美しいストラスブール大聖堂。尖塔が対照的に建てられる予定でしたが、資金不足のため、あるいは地盤が弱いためと諸説ありますが、尖塔は片方のみ建てられています。正面から見ると、独特の非対称の姿となっています。建材により大聖堂は、灰色がかったピンク色に見えます。

教会前の広場で、カフェを楽しむ人々の姿。アルザス特有の木組みの建物が並んでいます。ストラスブール旧市街は、石畳の通りが多いので、観光には歩きやすい靴がおすすめです。


広場ぎりぎりまで後ろに下がって撮影しても、ストラスブール大聖堂の全景は写せず。高さ142mの大聖堂の高さに感嘆しきり。大聖堂の繊細な彫刻の美しさとその大きさに、ただただ圧倒されてしまいます。



ストラスブール大聖堂を北西側から眺める。

大聖堂内部。







大聖堂の見どころのひとつ天文時計。高さ18m、世界最大級の天文時計のひとつで、1838~1843年に制作されたものです。グレゴリオ暦に基づいて復活祭の日を計算でき、閏年も計算できる、高度な計算機でもあります。

世界的に有名なゴシック様式の大聖堂として、世界最大のケルン大聖堂があります。ケルン大聖堂の訪問については、こちらの記事でご紹介します。
3.グーテンベルク広場
旧名は、La place Saint-Martin(サン・マルタン広場)。活版印刷を発明したドイツ人Johannes Gutenbergの立像は、1840年から広場にあります。ストラスブールで研究し、1440年頃に活版印刷を完成させたといわれています。

4.Petit Train Touristique de Strasbourg
ストラスブール大聖堂の北西側に、ストラスブールの観光名所を巡る観光ミニトレインの発着所があります。
Le circuit “Petite France”は、主要な観光スポットを巡ります。一周は約40分ほど。料金は大人7EURO、子ども(6~14歳)5EUROで、チケットはミニトレインの発着所で購入できます。

5.LA PETITE FRANCEの町並み(旧市街散策を含む)
石畳の通り、木骨造りの家々、運河があるストラスブール人気観光エリアです。アルザス料理のレストランやお土産物店、生活雑貨ショップなど。



17世紀に建てられたBarrage Vauban。

ストラスブール大聖堂の尖塔がちらりと見えます。



6.ストラスブール旧市街のレストランとベーカリー
1)Restaurant Au Gurtlerhoft
ストラスブール大聖堂の正面にあるレストラン。ガイドブックにも掲載されているお店で、地元客だけでなく観光客も大勢います。
Restaurant Gurtlerhoft
13 Pl. de la Cathédrale, 67000 Strasbourg
https://www.gurtlerhoft.fr/
アーチ型天井が特徴的で、かつては地下室ワインセラーでした。
メニューは、フランス語、ドイツ語、イタリア語、英語。メニューの表記はとてもわかりやすく、アルザスの名物料理Flammekueche(ドイツ語Flammkuchen。薄焼きピザみたいなもの。お祭りやクリスマスマーケットでよく販売されています)、アルザスの郷土料理Baeckeoffe(肉じゃがみたい)、スイス料理のRœsti、そしてザワークラウトなど伝統的なアルザス郷土料理を食することができます。

2)Dreher
グーテンベルク広場近くにあるパン屋さん。ストラスブール大聖堂に向かう途中で、美味しそうな香りに惹かれて、クロワッサンとコーヒーを。
3)Au Pain de mon Grand-Père
ストラスブール近郊に4店舗あります。グーテンベルク広場のすぐ北側にある店舗を訪れました。高品質なペストリーが人気で、とても混んでいます。
伝統的な材料と製法で、職人によりペストリーが作られています。
Au Pain de mon Grand-Père
1 Rue des Hallebardes, 67000 Strasbourg

