WordPressでIP addressがロックされた時の解除方法

WordPressにlog-inしようとしたら、突然以下のエラーメッセージが表示された場合の対処方法について、メモ書きです。

wordpress error ip address blocked

今回のエラーは、WordPressにlog-inできないトラブルです。エラーメッセージは以下の通り。

ERROR: Access from your IP address has been blocked for security reasons. Please contact the administrator.

う~~ん、administratorは自分なんですが・・・、と落語にもならず、つぶやいてみました。セキュリティの問題だろうなと予想をつけて、googleで検索してみると解決への道として、いくつかの修正策が紹介されています。主な原因として多くあげられているのが、”All In One WP Security”によるロック機能。そのためまずは、原因を絞るためにトラブル発生の原因と予想されるプラグインの停止をすることにします。

1.IP addressがロックされていてWordPressにlog-inできない場合

  1. サーバーのFTPファイルあるいはFili ZillaなどのFTP applicationで原因かもしれないプラグインを停止させる。(プラグイン停止方法は、停止させたいプラグインの「パーミッションの変更」で可能。属性値を000と入力すれば停止します。復活させたい時は元の数字を入れる。たとえば644、666、755など)今回は、IP addressがロックされているので、”All In One WP Security”を一時停止して様子をみる。
  2. WordPressにlog-inする。(log-inできない場合は、log-inできない原因を探るために停止させるプラグインを増やし確かめ、該当するプラグインを修正するか削除。)”All In One WP Security”を一時停止させて、log-inできた場合は、次の3へ。
  3. log-inできた状態のまま、先ほど停止させたプラグイン”All In One WP Security”のパーミッションを変更して有効に戻す
  4. All In One WP Security”の設定に入り、WP Security>Dashboard>Locked IP Addressesに進む。Locked IP Addressesタブ内に、現在ロックされているIP Addresses一覧が表示されるので、自分のIP addressが表示されていたら、unlockあるいはdeleteする。

1’今回は、IP addressがロックされているトラブルなので、プラグインを停止させなくても、別のIP addressでとりあえずlog-inし、”All In One WP Security”の設定を修正して解決する方法もあります。たとえば自宅の場合は、もし普段wifi接続なら携帯経由でホットスポットから接続する、またはUSBテザリングなど、違うIP addressからlog-inすればok

2.今後への対応策

All In One WP Security”の設定に入り、WP Security>User Loginへと進み、下の方にあるLogin Lockdown IP Whitelist settingsで、自分のIP addressを登録する。

All In One WP Securityは、強力なセキュリティ対策がとれる優秀なプラグインと評判の高いプラグインです。Login Lockdown IP Whitelist settingsを登録しておくと、さらに安心して使えます。私のようにうっかり未登録なんて方は少なく、使い始めのうちにきちんと登録している方がほとんどだと思われますが、もしまだうっかり未登録のままの方はトラブルが起こる前に自分のIP addressをWhitelistに登録しておきましょう。設定や環境でIP addressが変わることもありますが、もし固定IP addressなら登録しておくと安心です。