シカゴ拠点のプロチームは2球団あります。2016年にワールドシリーズチャンピオンを達成した’Chicago Cubs‘と2005年のワールドシリーズチャンピオン達成以降復活をめざす’Chicago White Sox‘のMLBです。American Leagueに所属するChicago White Soxのゲームでは、同じALのLos Angeles Angelsに所属する大谷選手を見るチャンスが増えます。人気・実力ともにカブスが現在ホワイトソックスをおしているため、本拠地Guaranteed Rate Fieldでのホワイトソックス戦は、カブスに比べるとすいていて、チケットも取りやすく、ゆったりと観戦することができます。
1.Guaranteed Rate Fieldへの行き方
1)チケット購入
Guaranteed Rate Fieldは、シカゴのサウスサイドにあります。2016年よりGuaranteed Rate Fieldと命名されています。旧Comiskey Park、旧U.S. Cellular Fieldです。
🌟Guaranteed Rate Field
333 W 35th St, Chicago, IL 60616
http://www.theguaranteedratefield.com/
Guaranteed Rate Field公式サイトから、あるいはMLB公式サイトにて、試合チケットをオンラインで購入できます。他には”ticketmaster”からもオンライン購入が可能です。
ticketmasterは、アメリカに本社があるチケット販売会社で、アメリカの他に一部欧州でも展開していて、アメリカ国内での総売り上げの約半分のシェアを占めるほど一般的に利用されています。→Outbound Link https://www.ticketmaster.com/
席が空いていれば当日購入もできますが、不確実性が増しますので、確実に観戦したい場合には事前購入をおすすめします。MLBの観戦料金は、対戦チームや時期など様々な要因で異なり、かなり値幅が生じます。
もし大谷選手や対戦チームの選手を近くで応援したい場合には、1塁側のチーム席の後ろあたりがおすすめです。ホワイトソックスは3塁側、対戦チームは1塁側に入ります。
ちなみにホワイトソックスファンは3塁側と決まっているわけではなく、スタジアム全体が本拠地ファンで埋まる感じです。
ファンの応援席は自由ですが、ただブロック毎に入場が制限されているので、試合前の練習時間など、もし最前列まで行ってサインや写真を撮影したいなら、Diamond Box, Platinum Box, Gold Boxのブロックの席を購入しましょう。
2)駐車場
混雑緩和のため、シーズン時期により駐車場システムが変更されます。駐車場の現況は、ホワイトソックス公式サイトにて確認することができます。Outbound link →https://www.mlb.com/whitesox/ballpark/transportation/parking
周囲は、あまり治安の良い地域ではありません。スタジアムの南北に7000台以上の駐車場が併設されていて、駐車料金は、当日購入より、事前にオンライン購入の方が$5安く設定されています。近くて楽なのはLot Dです。Lot Dの出入庫は35thにあります。駐車場は、試合開始2時間前からオープンします。
Lot Dが閉鎖されている時期もあります。Lots A, B, Cは駐車予約のみ、Lots E, F, Lは当日購入が可能になったりと変動があるので、上記のホワイトソックス公式サイトの駐車場ページにて事前にご確認ください。
当日購入する場合の注意事項:当日購入が可能なロット、たとえばLots Eの駐車場の敷地内にいるSPマークのついたユニフォーム着用の係員に料金を支払います。決済は、クレジットカード決済です。駐車場の外で先に支払うことはありません。Guaranteed Rate Field周辺の路上駐車は禁止されていて、住宅用駐車許可証の提示があるときのみ駐車が許可されています。駐車違反は、罰金あるいはけん引されます。
高速I-94のスタジアム最寄り出口は35th Street exitですが交通渋滞により一時閉鎖されることがあります。
でも、すぐ次にある39th Street exit(北から球場へ進む場合)あるいは31st Street exit(南から球場へ進む場合)で下りることができます。ただ、周辺道路が渋滞していて、予想以上に高速を降りてから下道で時間がかかる場合があるので、もし可能なら時間に余裕をもって早めにスタジアムへの到着をおすすめします。
試合当日は、始球の90分前からゲートが開きます。
3)便利な”the MLB Ballpark app”
2021年シーズンのすべてのチケットは、デジタルチケットのみ受け付けとなりました。これはCOVID-19パンデミック対策により非接触入場を可能にするためです。
観戦チケットを公式サイトでオンライン購入したら、返信されたメールに従ってデジタルチケットを入手しましょう。デジタルチケットを入手するには、MLB公式サイトにて推奨の”the MLB Ballpark app”の利用がおすすめです。“the MLB Ballpark app”をダウンロードすると、MLBのデジタルチケットを管理したり、一緒に観戦する友人や家族へのチケット転送も簡単!スタジアムへの入場や駐車場へのアクセスも”the MLB Ballpark app”でデジタルチケットを表示すればOK。
Print at home(PDF)チケットでは入場できません。スタジアムへの入場は、スマートフォンやタブレットにデジタルチケットをダウンロードして、画面にバーコードを表示して入場する流れになります。
“the MLB Ballpark app”の詳細は、シカゴ・ホワイトソックス球団公式サイト>TICKETS>Mobile Ticketing で確認することができます。Outbound link https://www.mlb.com/whitesox/tickets/mobile/how-to-access#mlb-ballpark-app
4)入場
球場内に入場するには、セキュリティチェックがあります。金属探知機とバッグ内検査です。スムーズに入場するためにも、なるべく身軽な格好で訪れましょう。16” x 16” x 8”以上のバックパックなどのバッグは、持ち込み禁止です。規定サイズより小さいサイズでも、ハードタイプのバッグは持ち込み禁止です。ソフトタイプや透明バッグが推奨されています。アルコール飲料も持ち込み禁止です。
詳細は、公式サイトhttps://www.mlb.com/whitesox/ballparkのCode of Conductタブで確認することができます。
2.Guaranteed Rate Field 球場内
1991年開業のGuaranteed Rate Fieldは、カブス本拠地に比べると新しく綺麗な球場です。シカゴ・カブス本拠地Wrigley Fieldは、1914年に開業、アメリカ大リーグで2番目に古い、歴史ある球場です。試合当日は、始球の90分前からゲートが開き、早めに到着すると、両チームの練習風景を見学することができます。練習時には席に関係なく、好きな場所から見学できるので、間近なところまで近づいて見学することができます。ネットにしがみついて熱い視線を送るファンの姿を見かけました。運が良ければ、サインを貰えたり、一緒に写真を撮れたりできるかも。
球場内には、座席からすぐに買いに行くことができる距離にスナックや軽食を販売するショップがあります。アルコール飲料の購入には、写真付き身分証明書の提示が必要ですので、州発行の自動車免許証やパスポート等の身分証明書をお忘れなく。見た目で提示いらない~こともありますが、念のため。定番バドワイザー以外にも、アイルランド生まれの黒ビールGUINNESSも飲めますヨ、ふふふ。
スタジアムすぐ北にあるチームショップ”Chicago Sports Depot”は、試合当日はチケットをもった人しか入店できません。
通常は火曜日から土曜日の正午~4:00pm営業しています。ナイトゲーム開催中は、同じくチケットをもった人しか入店できず、5:10pmからの営業となっています。